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歌舞伎座入口の「鳳凰」

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舞台裏おもて―歌舞伎・文楽・能・狂言
舞台裏おもて―歌舞伎・文楽・能・狂言 (JUGEMレビュー »)
山田 庄一, 大藏 彌太郎, 吉田 簑助, 岩田 アキラ
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2月文楽公演 天網島時雨炬燵
20060225235629.jpg古典芸能強化月間の幕が切って落とされました。一発目は国立劇場小劇場での文楽。演目は「天網島時雨炬燵(てんのあみじましぐれのこたつ)」です。


そもそもNHKスペシャルの「幻の藤十郎」で、襲名披露公演中の坂田藤十郎さんが「曽根崎心中」のお初が、ほかの誰にも演じられない「あたり役」ということだったので文楽で見てみたいと思ったのがきっかけでした。

文楽の公演って意外にもすごく人気があり、チケットは品薄。東京での公演回数が少ないという事情もあるようです…。手に入れた今回の「天網島時雨炬燵」(公演は第三部)は、昨年、文化功労者の表彰を受けたばかりの竹本住大夫(たけもと・すみだゆう)さんがご出演でした。今回の公演がそもそも住大夫さんの受賞を記念してのものとうたわれていることを考えれば、唯一ご出演の第三部を見ることができたのは幸運だったと言えましょう。

文楽って人形遣いが3人がかりで一体の人形を操っているとか、その人形を動かす大事なパーツにはヒゲクジラ類のヒゲが使われているとか、一般教養、トリビア的に知識はもっていましたが実際に舞台を見るとなると、いろいろおもしろかったです。

続きはこちらから。
文楽については不勉強なので軽く書くにとどめておきます。

「ひとつの人形を3人で動かす」っていうのがイメージとして湧いていなかったんですが、いったいどうやってやっているのだろう?

っていうのが素朴すぎる疑問でした。物を持ったり渡したり、人形の動きはものすごく多様で自由自在です。3人のうち「カシラ(首)」を担当する「主遣い」がメーンで、その人だけが顔出し、残るふたりは黒衣、っていうのも怪しくておもしろい。

顔出ししている主遣いさんは、人形に客の視線がいかないといけないわけですからテッテー的に無表情w 途中で出てきた脇役のお人形を遣っている比較的若い方がちょっと顔の表情をつくってる感じがあって、無表情な残りの主遣いさんたちと並んで演じると浮いてるように見えてしまったくらいです。

もうひとつ、改めて驚きだったのは義太夫の「語り」。途中で交代していくのですが、基本的に舞台の上にいる人物全員をひとりが演じ分けるのが非常におもしろかったです。歌舞伎は当然、台詞はそれぞれの役者さんがあって、それを補助する形で義太夫の語りがあるわけですが、文楽だと義太夫が主人公の男から娘から子どもからおじいさんまですべてひとりで演じてしまう。そしてそれに違和感がそんなにナイ。

そんなこんなことに「へ〜〜」って思っているうちに終わってしまったという感じでした。そうそう、歌舞伎と同様「大向こう」をかける方もいました。きょうはたぶんおひとりだったと思いますが。

「心中天網島」は、有名なお話ですがこんなストーリーだったんだ、って改めて知りました(汗)。イヤホンガイドの小山観翁センセイは「みんな、いい人です」っていうオチだったんですけど、不条理。今後の演目などを見ていると歌舞伎などでも演じられるものをやっているようなので、もっと見てみたいというのが率直な印象でした。
| 文楽 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
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