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2006.07.31 Monday
「瓜生山歌舞伎」終演後トーク
個人的には亀鶴さんにも加わっていただきたかったのですが、その代わり、といっては大変失礼なのですが竹本の葵太夫さんが入り、亀治郎さんと愛之助さんの3人に京都造形芸術大の田口章子さんのMCというメンバーでのトーク。幕間の時間にトークのメンバーが貼り出され、亀鶴さんの名前がなくて超ガッカリの私です。 とはいえ、葵太夫さんはご自分のHPで日記も公開してらっしゃるけど、生の声(もちろん床の上という意味ではない)を聴く機会は滅多にないと思われたので最後まで残る勇気がなかったのが残念でした。 5月、福助さんプレゼンツの「女形の夕べ」で拝見したときに比べると亀治郎さんなんだかお痩せになったように感じました。あの時真っ赤なジャケットに黄色シャツと超膨張色だったから、ってわけではないような。 訪欧歌舞伎から大河ドラマの準備(乗馬レッスンなどもスタートしているそうで)と平行してこの「亀治郎の会」を準備していて、きわめつけ、9月は「車引」の桜丸で歌舞伎座にご出演ですから、そのエネルギーはどこから出ているのでしょう。 途中退席してしまいましたが、印象に残ったことを少しメモで残しておきます。 5月の亀治郎さんの服装が衝撃的だったので田口さんが舞台に亀治郎さんを呼んだときは思わず期待wに息をこらしてしまいましたが、ノーネクタイにスーツ姿でした。愛之助さんも。ふたりともお顔を急いで落としてらしたのでしょう、顔がところどころ赤かったし、愛之助さんは盛んに汗を拭いてました。そして、葵太夫さんは浴衣姿。
ゲストたちが座る椅子の下には緋毛氈が敷いてあったのですが、靴を履いていなかったのがなんだか不思議な感じでした。舞台の上に靴で上がることがNGなのだと思いますが、浴衣に足袋姿の葵太夫さん以外はなんだかヘンな絵……。 箇条書きにしていくと、亀治郎の会を「義太夫狂言/丸本もの」中心で構成していこうと決めた理由は ・歌舞伎のスターシステム制への疑問 ・現在、歌舞伎でよくかかるお芝居(例として鶴屋南北)は、登場人物が途中で消えたり、人間関係につじつまが合わないなど「大らか」ではあるが、現代の観客には受け入れにくい面も。そうした点で義太夫狂言、時代物はそうした骨格がしっかりしている。 のふたつが大きいらしいです。そのほかは ・「PARCO歌舞伎」を観た葵太夫さんが小野寺右京の亀治郎さんを見て「貞任をやれる」といったのが今回のきっかけだった(らしい) ・共演者のセレクションは「最高の役者、これからの歌舞伎を背負う役者を選んだ」とのことです。愛之助さんにしても亀鶴さんにしても納得なんだけど、トークに亀鶴さんいないじゃないですか←しつこいw 「奥州安達原」については、これまでの歌舞伎では袖萩の悲劇が主眼に置かれていたが今回の芝居ではその両親や娘の苦しみも際立つようになっているはずなので、そのへんを観てほしい……というようなことをおっしゃっていたと思います。 愛之助さんはいつも通りw 控えめでしたが、笑ってしまったのは義家のお役をすることになって仁左衛門さんのところに教えてもらいにいこうとしたのですが…というお話。この狂言は松嶋屋さんとはあまり縁のない演目で、誰も呼ばれたことがないらしいのです。で、教えてください!と聞きにいった愛之助さんに仁左衛門さん 「知らん」。終了。 く、くくくくく。で、最終的に梅玉さんのところに教えてもらいに行ったそうなのですが、歌舞伎座の地下の稽古場に行って講義時間3分で終わっちゃったらしいです。「義家という人間の大きさが理解できればやれる」みたいなことを言われただけだったみたい………。 このあたりで18時となり、飛行機の時間が気になってきて私は退場。演目が押したため、新幹線の指定券を取っていた方たちなどで私と同様ドツボにハマっていた方はほかにも何人かいらして、劇場のいちばん後ろで立ってみていてもかまわないかとお願いしてみました。 劇場側から、上手側桟敷席の後ろの方は関係者席で空席なのでここにどうぞ、と言っていただきはるか後ろのほう、前に座っているお客さんの肩越しに舞台を双眼鏡でギリギリまで眺めていました。 トークが始まって間もなく、するするっと段四郎さんが入ってらしたのには仰天しましたw 舞台で拝見するイメージよりも、ずっと小さくてきゃしゃな方でした。やはり、扉の近くに立って亀治郎さんたちのトークをご覧になろうとしていたのですが、桟敷に案内されていたのですが微動だにせず話をお聞きになっている後ろ姿が印象的でした。 結果としてはタクシーを奮発して四条河原町に出ました。日曜の夕方、道路が思いがけずすいていたため予定していた「終電」の3本前の電車に乗れてしまいました。ちっ、これなら最後まで観ても余裕あったかも……。ちょっと、心残りです。時間が気になって100%トークに集中できなかったのも、ちょっと悔しい。 コメント
えりこさんもおつかれさまでした。
一乗寺中谷に行けなくてガッカリ。でもあんなに閉店間際じゃ、もう大したものは残っていなかったんじゃないかとあきらめました。 帰り、劇場前からタクシーに乗ったら「20分くらい」と言われたのですが結果的には10分ちょいでついてしまい、結果としては最後までいても大丈夫だったっぽかったのですが、道路の混み具合ばかりはなんとも言えないので、やむを得ないかなと…。 個人的には葵太夫さんのトークももっと聴きたかったので最後までいられなくて本当に残念。 私は仁左衛門さんに「知らん」と言われた部分だけでも聴けてよかったと思いましたんでw 週末、また楽しみですね〜。今度は気合い入れて袖萩の三味線を聴きますよ! | ruko | 2006/08/02 12:12 AM |
rukoさん、30日は本当にお疲れ様でした!
ギリギリまで行くかどうか迷った今回の瓜生山歌舞伎でしたが、ここでしか観れない演目もあったし、やっぱり思い切って観に行って良かったです。 トークは時間が押してしまい、実は私も後半は心ここにあらず状態だったんですよ(苦笑)。これが今回の大目的でもあったのに(^-^;;。でも、久しぶりに愛之助さんのトークが聴けて楽しかったです。なんか、一人テンションが違ってましたよね(笑)。rukoさんも最後まで観れれば良かったのに〜。遠征(特に日帰り)はけっこう時間的に厳しかったですね(^-^;;; 今週末の亀治郎の会、またお会いしましょう♪ | えりこ | 2006/08/01 11:29 PM |
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市川亀治郎さんを中心とした『瓜生山歌舞伎 -市川亀治郎の挑戦-』を観に行ってきました。
公演場所は「京都」・・・しかも日帰りです(笑)。そのため観光は一切なしだったのでなんだか「京都」まで行った気がしませんでした
| エンタメ牧場 | 2006/08/01 11:29 PM |
ちょっとのメモと危うい記憶が頼りのため、
先に30日の終演後に行われたポスト・パフォーマンス・トークについて書きます。
メモの字は本人でも判別不可能、記憶力はポンコツ頭なので期待できず。
ですので聞き間違い・覚え間違い・思い込みなどあるかも分かりませ
| rikaのいろいろ。 | 2006/08/01 11:04 AM |
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