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歌舞伎座入口の「鳳凰」

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舞台裏おもて―歌舞伎・文楽・能・狂言
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ラヴ・レターズ
今月は結果として段治郎さんの朗読劇強化月間になりました。まずはPARCO劇場で1990年から始まった「ラヴ・レターズ」。一組の男女が50年以上かわし続けた手紙が紡ぐ物語です。

Love Letters and Two Other Plays: The Golden Age and What I Did Last Summer (Plume Drama)
Love Letters and Two Other Plays: The Golden Age and What I Did Last Summer (Plume Drama)
Albert Ramsdell Gurney


劇場ロビーには過去、主役のアンディとメリッサを演じてきたそうそうたる俳優さんたちのツーショット写真がズラリと並び、どんな舞台に仕上がっていたのか、想像力をかきたてられます。私は今回が初めて。ある意味歌舞伎と同じで演じる役者さんが変わるとアンディとメリッサのキャラクターもだいぶ異なってきそうで、機会があったらまたぜひ観たいと感じました。かなりビタースウィートなお話でしたが…。
メリッサを演じた木村多江さんは映像でのお仕事が多い方という認識だったので、むしろ多江さんがどんなメリッサになるのか、が個人的な見どころだったのですけれど、とても素敵でした。無邪気なティーンエージャーから孤独な晩年まで、ちょっとした椅子の座り直し方やお水の飲み方なども、演出がどの程度厳しくかかっているのかわからないのですが、さりげなくメリッサらしさ、が感じられたように思います。

特に後半、孤独を深めていくメリッサの手紙を読みながら涙が出てきてしまうのは演出だったのか、多江さんならではだったのか……別のペアでの朗読をぜひ聴いてみたいと思わされる出来ばえでした。

一方の段治郎さんは、イメージ通りかな。途中に休憩が入るのですが多江さんのドレスはそのままなのに対して段治郎さんはネクタイが変わって、前半とは異なるアンディになっている、ということを打ち出してたようにも見えました。

若くはつらつとしている前半は素敵でした。けれど「山吹」の時もちょっと感じたけど、年を重ねてからのアンディ、上院議員としての体面や処世術を大切にしてしまう世慣れた部分がちょっと堅かったのは勿体なかった〜。あと、なんとなくメリッサから届く手紙に対するリアクションが薄かったような気もしたんですけど。

終わってからのカーテンコールは2回。段治郎さんは素敵な感じで多江さんをステージ上で上手にリードした上で、ご自分のファンへのサービスも忘れませんでした。

残念だと思ったことがふたつ。ひとつは休憩後の後半開始早々、ビニールのがさがさという音をさせる方がいて、それが3分ほど続いたことです。私はかなり前のほうで観ていたため台詞が聴こえないほどではなかったのですが、中央通路より後ろで見ていた同伴者は聞き取れずかなりイライラ度がアップしたそう。

もうひとつは、終演後にお客さんどうしのトラブルがあったこと。詳しいことはよくわかりませんが、お芝居に集中できなかった、と怒っている方がいて責任者を呼んでほしいとかなり大きな声でアピールされ、原因になったらしい人に向かって「逃げないでください!」などと強い調子で話していました。

観劇を楽しむことが出来なかったのはお気の毒としか言いようがありませんでしたが、余韻の残るお芝居だっただけに、終演後のロビーで声を荒らげるような場面に遭遇してしまったのはとても残念でした。
| 気になる…澤瀉屋さん | 01:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
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