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歌舞伎座入口の「鳳凰」

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舞台裏おもて―歌舞伎・文楽・能・狂言
舞台裏おもて―歌舞伎・文楽・能・狂言 (JUGEMレビュー »)
山田 庄一, 大藏 彌太郎, 吉田 簑助, 岩田 アキラ
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第九弾 渋谷・コクーン歌舞伎 夏祭浪花鑑
一昨年、まだ歌舞伎の演目をあまり観ないうちに四谷怪談に行ってしまい、中村屋さんに「食あたり」を起こして以来若干トラウマになっているコクーン歌舞伎ですが、食わず嫌いはいけないと思って行ってきました。コクーンの椅子は毎度思うんですが歌舞伎座の3階席と変わりません。あれでテンションが2割くらい下がる気がする。

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私は初めて見た「夏祭」が吉右衛門さんの団七、錦之助さん(当時:信二郎さん)の徳兵衛、歌六さんの義平次、段四郎さんの三婦でした。その後、坂田藤十郎さんの襲名の大阪公演で藤十郎さんの団七、仁左衛門さんの徳兵衛、段四郎さんの義平次、そして我當さんの三婦、さらにその後浪花花形歌舞伎で愛之助さんの団七も観てますが詳細はまぁ、大歌舞伎じゃないんで略します。

というわけで私の周囲は「『夏祭』といえば勘三郎さん」という人が多いのですが私だけ異端者ってのもあり、ポリスが出てくるなら出てきやがれ〜、というような半ばやけっぱちな気持ちで観に行きました。

過去の上演と演出がどのくらい変わっているかわかりませんがネタバレもありますので、珍しくたたむことにします。とりあえず、これから観にいかれる方は開幕10分前くらいには着席しててくださいね。始まっちゃいますから、いろいろと。


大阪から出張中の食い倒れ人形全体的な感想からいくと、楽しめました。この日は中村屋さん贔屓によくいる「笑おう笑おう」っていうタイプのお客さん(爆)がいつもより少なかったから、のような気がします。ま、いたんだけど。写真はもちろん大阪から出張中(15日まで)のくいだおれ太郎さん。


前述しましたが、「柝」のチョンの音が開幕10分前には鳴ります。最初に気づいたのは義平次の笹野高史さんが観客の間を縫って舞台に出てくるところでした。そのあたりからぼつぼつとあちこち、いろんなところから役者さんが劇場のなかを通ったり、袖から登場します。

冒頭の口上係の勘太郎さんもふつうの浴衣姿で出てきたのでノーマークだったし、気がついたら芝のぶさんも舞台に出てたし、そんなわけで中2階のバルコニー席も含めてあちこちに役者さんが行き来して、入ってくるお客さんとすれ違ったりするところからもうお芝居が始まっていきます。たぶん勘三郎さん以外、ほとんど出てきたはず。おもしろい仕掛けだと思いました。

それと、話には聞いていましたが「正統派」バージョンからするとすごいアップテンポ。私は最初の住吉さんのところから長町裏までしか観たことないので「その前」「その後」を今回初めて観ていろいろスッキリするものがありました。

これを全部観て2時間10分(休憩20分を除く)なので、あっという間といってもいいかもしれません。それでもやっぱり「三婦内」は長いかも、なんて思ってしまったくらいなので、もう「正統派」には戻れないかも(嘘)?

また、屋根の上の立廻りをああいう形で表現したり(でいいんですよね)捕り手さんの使い方なども、スピーディーかつ奇抜でたのしめます。ただ、個人的には立廻りは菊五郎劇団のが好きなので、先月の弁天の大屋根を思い出したり脳内変換したりしながら観てしまいました。

たぶん、だと思うのですが、少し勘三郎さんがお疲れなんだと思います。コクーンの座席を駆け上がっていくときに若干あごがあがっているようにも見え、立廻りでも十分脚があがってないようにも見えました。勘三郎さんがみんなに見せたいものと体力の間にギャップがあるのか、立廻りの段取りが勘三郎さんのお疲れを吸収するようなふうにできてないのか、どっちかかな〜とボンヤリ思ったりして。

三婦の彌十郎さん、好きな役者さんだけどやっぱりガタイがよすぎてちょっと損してる感じがしました。私の中に段四郎さんや我當さんのチビポチャ系がインプットされてるからかもしれませんが、老けをやる機会が増えてる彌十郎さんですけどやっぱり若いんですよ。それがちょっとした仕草に出てしまうので、酸いも甘いも噛み分けた三婦っていう雰囲気とちょっと違う感じになってしまってました。

あと大好きな芝のぶちゃん。今回は玉島磯之丞というトラブルメーカーさんですけど、やっぱり女方で観たいなぁ。今回だったら琴浦。座組的に無理があるから仕方ないんだけど、がんばってたと思うけどやっぱりちょっと違うと思ってしまいました。

笹野さんの義平次は流石でした。なんか悪すぎない感じ、勢いで殺されちゃって気の毒な感じも出ていて。大歌舞伎のほうだともうちょっと陰険に悪くて団七に観ているほうは肩入れすると思うんだけど、串田版だとそうでもないのかな…と。

この日は休憩時間に普通に劇場のソファーに串田さんが奥様とお子さんをつれて座ってらして、ほっほーと思っていましたがカーテンコールに串田さんも参加、盛んに拍手を受けていらっしゃいました。
| 東京の他劇場 | 23:49 | comments(2) | trackbacks(0) |
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| - | 23:49 | - | - |
きみさんこんばんは〜。コメント遅くなってごめんなさい。

私も土日終わっていっぱいいっぱいでようやく回復してきたところです…と言いながら週末は博多座なんですけど。ホントに何やってるんだか。

日本ではポリスは出てきませんでしたがポリスカーは出てきました。ベンツにPOLIZEIと書いたドイツ語バージョンで。その前後の仕掛けがまた凄くて、ごひいきの皆さんのテンションも最高潮という感じでした。

私は根がズボラなせいか、歌舞伎もあんまり予習はしていかないほうです。強いていうなら現場で筋書を買って読むくらいで、きみさんはいつも勉強熱心だなぁと頭が下がります。

海外公演はさすがにまだ機会がないので手を出したことがありませんが、外国人には大向うは難しいでしょうね。本職さんをつれていくのかどうかは行かれるおうちが決められることなのかな、とも思いますが、どういう仕組みになってるのか確かに興味深いですね。ないと寂しいですもんね。

7月は澤瀉屋さんというよりはエビ様と玉さまの公演、というニュアンスのほうが強いんじゃないでしょうか。そういう感じでもうポスターとかも出来上がって地下鉄の駅などに張り出されていますし。

芝のぶさんは客席にはいらっしゃいませんでした。舞台の上で琴浦役の七之助さんとじゃらじゃらしていました(まぁじゃらじゃらするのが役どころですから)。

私の近くを通ったのは彌十郎さんくらいかな。あとは名題の役者さんたちで私あまり中村屋さんと成駒屋さんには詳しくないのでちょっとわかりませんでした。
| ruko | 2008/06/20 12:04 AM |
こんにちは。
コクーンと歌舞伎座でコメント見ただけでお腹一杯になってしまいました。
連日で行くのは私にはきつそうです…

コクーンは始まる前から面白そうですね。笹野さんが、いつかのコクーンの時、幕間にイヤホンガイドみたいのを客席で、ペラペラしゃべってた時があるみたいですね。日本では、ポリスは出てこなかったですか?(笑)何か勘三郎さんは、喜劇が根っから好きなんでしょうね。歌舞伎より舞台の方が合ってそうです。

私の方は、7月に向けて五人男の勉強中です。とりあえず、あらすじぐらい知らないと入っていけないですから…(汗)。
といっても、浮かれ心中なんて何にも知らずに見入ってましたから…

パリのオペラ座公演の團、海老親子のDVDが発売されてましたが、海外でも大向こうさんは出張サービス?してるのでしょうか?○○屋〜がないとどうも淋しいものですから…外人さんもナリタ〜ヤとか掛け声掛けるんでしょうか?(笑)

歌舞伎座も内容が濃いですね。身替座禅好きなんですよ。前に勘三郎さんがやっていたのをハイライトで見た事があります。どこかの高校でやってたやつかな?
7月はお客さんどうですかね?スーパーお客と海老の追っかけって感じですけど…

芝のぶさんも客席に来たんですか?rukoさん近くで見た役者さんいますか?
| きみ | 2008/06/17 3:24 PM |









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