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歌舞伎座入口の「鳳凰」

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舞台裏おもて―歌舞伎・文楽・能・狂言
舞台裏おもて―歌舞伎・文楽・能・狂言 (JUGEMレビュー »)
山田 庄一, 大藏 彌太郎, 吉田 簑助, 岩田 アキラ
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平成20年度公文協中央コース 松竹大歌舞伎 中村信二郎改め二代目中村錦之助襲名披露
東京都・大田区民ホールアプリコにて

というわけで夏・巡業の季節がやってまいりました。私は中央コースは初日のきょうと、短い夏休み?を兼ねて今や「篤姫」ブームに沸いているという鹿児島に行ってみる予定です。台風とかこないでほしいな……。

さて、会場のアプリコは外はガラス張りのモダンな建物でことしで10周年らしいです。歌舞伎が行われる大ホールは1階席と2階席があり、収容人数は1470人!それと、席に客を案内するなどのスタッフが去年かな?行った小平市のホールなどと比べるとケタ違いに手厚い。大田区、お金ありますな?

さて、平日の微妙な時間の開演でお客さんがどれくらい集まるのかなーと興味津々だったのですが(はっきり言って勤め人にはキビシイ1630の開演時間…)客席は1階は7割くらいは埋まっていたのではないかと思います。

さてそれではざざーと「初日」(厳密には2回目だけど)の雑感。一応内容ネタバレしているのでたたんでおきます。



一.橋弁慶

10分ちょっととあっけない幕切れになってしまいましたが、梅枝さんがものすごく落ち着いていて気品があるのに驚きました。この演目は壱太郎さんで松竹座で一度観てると思うんですけど、壱太郎さんは若さの牛若丸だったのに対し、梅枝さんは「御曹司」という雰囲気が凄くにじみ出ていて、弁慶もそりゃひれ伏さないといかんだろう、というおもむき。

で、弁慶の松江さん。カタかったです。動きが全体的に。例の滑舌問題は置いとくとして、長刀の扱いにこっちがハラハラしてしまうようではちょといかがなものかと…。

二.口上

口上は錦之助さんの襲名披露と松江さんのお目見得と両方を兼ねてました。というわけで座り順は下手から

時蔵 梅枝 錦之助 ★梅玉 松江 東蔵

となっていました。口上って普通は座頭格の方(今回は梅玉さん)から上手にのぼっていって、最下手に行ってまたセンターに戻るというのが「定石」だと思っていたのですが、今回は座り方からしてそれも不自然、ということなのか、梅玉さんの次は時蔵さんへ行きそこから梅枝→錦之助、東蔵→松江となりました。

東蔵さんってあまり噛む印象がなかったんですが今日は初日のせいなのか、去年言い慣れた口上とちょっと変えてきたせいなのか錦之助さんの紹介のときにちょっと噛んでしまっていました。

錦之助さんはばっちり〜。

三.毛谷村

実は私、歌舞伎を観るようになってこの演目を観る機会がすでに2度あったのを2度ともポイしてました。1度目は一昨年の6月か7月の国立の観賞教室でお園さんが芝雀さん(六助は梅玉さんだったかな…)。それと5月の演舞場をスルー。本当は観ておきたかったんですけど、なんか義太夫狂言の染五郎さんっていうのがピンとこなくて、先入観を持ちたくなかったというのもあり……。知人には

「毛谷村を避けて歌舞伎鑑賞するのは至難の技だと思うけど」

と言われてしまいました。とほほw

というわけでストーリーも全くわからず観たんですけど………。

錦之助さんの六助がイイ!強くて優しくて包容力があって、ちょっとボケたところもあって。1カ所なんでもないところで台詞を噛んでましたがw これからどんな六助を作り上げていくのか、終盤の鹿児島が今から楽しみになってきました。

お園は時蔵さん。虚無僧スタイルから一気にカワユイ女の子に変身するあたり変幻自在でした。たぶん舞台上でも錦之助さんにダメ出ししてるんじゃないかとハラハラしつつも、最後の着替えはお園さんがお手伝い。帯をしごく仕草など型なのか自然にそうなるものなのか、「吃又」のときのように思わず見入ってしまいました。

錦之助さんのところの蝶一郎さんが「忍びの者」としてお園さんと立廻りがかなりあります。大奮闘。これもたぶん舞台を重ねていくときっともっと洗練されると思うのでけがのないように頑張ってほしいと思います。

数日前までは博多だった梅蔵さんも、もう巡業に突入。筋書を見たら「立師」の肩書きもついてました。お疲れさまです。

四.神田祭

梅玉さん、淡々と踊るw 今回は清元が(当然ながら)お家元ではないので安心して聴けます。

お、またまた蝶一郎さん「若い者」で梅吉に絡む。これから気候も変わりやすい長丁場だし、ホント体調とけがには注意してほしいな〜と思いました。

こんな感じかな。びっくりしたのは筋書。わりとインタビュー記事なども充実してるんだけど、役者さんたちのインタビューについてる写真がものっそい新しい。梅玉さんなんか先月の工藤祐経と「賀の祝」の桜丸だし、錦之助さんも6月の「新薄雪物語」の左衛門の写真も使われてたし、時蔵さんのは古いといっても4月の八重垣姫。なんか気合いの入ったつくりです。
| 東京の他劇場 | 22:03 | comments(2) | trackbacks(0) |
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るりさま、初めまして。コメントどうもありがとうございます。

率直な感想、感謝しております。「まともな感想」じゃないものを晒していることも恥じねばならないということですね………。

正直言いますとまだ歌舞伎を観始めて3年目で初心者なのでかかっている舞台を観るのが精一杯で演目を選んでいる余裕がそこまでないんです。

梅玉さんの六助を観られなかったのは仕事が忙しかったからだったと思いますし…。染五郎さんはあんまり得意な役者さんじゃないので行きませんでした。申し訳ありません。

錦之助さんは好きな役者さんなのでひいき目が入ってしまいましたがまだ初日ですし伸びしろはまだまだあると思っています。

また「まともな感想」ではないものがアップされていたら遠慮なく斬ってください。とても勉強になります。
| ruko | 2008/07/01 7:45 AM |
私、巡業初日を拝見。感想を探ってきました。

錦之助さん、ガチガチでまだまだかな。錦之助さん、台詞の緩急がいつももうひとつですよね。まあ初日だからというのもあるでしょうが。最近、注目している役者さんなので頑張っていただきたいです。正直なとこ言えば、5月の染五郎さんの六助のほうが全然よかったです。若手に負けちゃいかんでしょう。

お園は亀治郎さんや芝雀さんより時蔵さんが一番良いです。大好き。

それにしても毛谷村は最初は吉右衛門さんか梅玉さんのを観るべきですね。好きな役者ばかり観てると偏りますよ。良いものを観ないとまともな感想も書けないんじゃないですか?
| るり | 2008/06/30 10:54 PM |









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