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歌舞伎座入口の「鳳凰」

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舞台裏おもて―歌舞伎・文楽・能・狂言
舞台裏おもて―歌舞伎・文楽・能・狂言 (JUGEMレビュー »)
山田 庄一, 大藏 彌太郎, 吉田 簑助, 岩田 アキラ
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女形の夕べ
演舞場夜の部終演後、芝雀さん福助さん亀治郎さんの3人によるトークショーが地下のラウンジでありました。軽くお化粧を直してから地下に降りたら、もう超後ろのほうしか席が空いてなかった……。ものすごい熱気でした。

愛するということ
愛するということ
小池 真理子

→福助さんが4月の「狐と笛吹き」の役づくりのために読んだという小説。これでハマって小池さんの小説ばかり8冊も読んでしまったそうです。

福助さんが呼びかけ人?のようで、張り切ってMCをおつとめでした。このかたもお喋りの達人。亀治郎さんは服装にインパクトはあったんですが「ねぇ、疲れてるでしょ?」って何度もツッコまれるほど口数が少なくちょっと残念。芝雀さんはぽわわーんとしたかわいらしい感じ(「老眼で」とかおっしゃってる方に失礼ですけど)でした。
夜の部の終演が午後9時ちょっと前で、15分から小1時間のトークのあと、最後は参加者を3グループに分け、舞台の上で記念撮影がありました。新橋演舞場の舞台に立てるという貴重な経験ができてよかったです。

亀治郎さんはお七役で最後まで舞台に立ってらしたため、最初は福助さんと芝雀さんでお話スタート。「澤瀉屋のDNAが入ってるんだから10分くらいで出てきなさいっていうのよ、ねぇw」なんて福助さんはおっしゃってましたが、9時半過ぎに亀治郎さんが合流しました。

以下順不同で思い出したことを書き留めておきます。

【3人の服装】
芝雀さんはグレーのスーツ姿で「前回とまったく同じ格好にしました」。福助さんは光沢のある黒のジャケットで「またホストみたいな格好で、って言われそう」。遅れてきた亀治郎さんは鮮やかな黄色のシャツに朱赤のジャケットで、入ってきた姿を見た福助さんは大爆笑でした……。

「ネェ、そんな格好で街歩いてるの?」「ハイ」というやり取りがあり、海老蔵さんが下駄を履いて歌舞伎座近辺を歩いてる話に展開、「アレはやめてほしいわよねぇ」と福助さん。どうせだったらヴィトンで下駄をつくってもらえばイイのに、と。

【役づくり】
3人とも、お父さまは役づくりに関して、他人には教えるけど息子である自分たちにはあまり教えてもらっていない、という点では共通しているようでした。

亀治郎さんは立役の場合はときどき段四郎さんに教えていただくこともあるそうです。先輩のところに教えてもらいにゆくのに、録音などをすると嫌がる人が多いそうなのですが、段四郎さんはあちこちで「隠し撮り」をしていて「こっそり」と言いながらみんなに聞かせていた、という話を福助さんが物まねつきで紹介してくださいましたw

「ダブルブッキング」と福助さんは強調してらっしゃいましたが、25日までつとめてすぐ翌月のお稽古に入るので、芝雀さんも福助さんも「今年に入って1日も休んでいない」状態だそうです。

翌月の台詞に関しては、福助さんはお稽古の直前の2日くらいで徹夜で入れるとか。以前は15,6日めあたりから早起きして少しずつやっていた時期もあったそうですが「期末試験みたいな感じ」。

芝雀さんは電車の中などでも台詞をぶつぶつ言っていて怪しいおっさんと思われているのではw とおっしゃっていました。

【お化粧】
芝雀さんは楽屋に早めに入って、早めに顔をしてしまって役に入っていくタイプ。11時開演で普通なら1時間前くらいに入るのが、芝雀さんは早いときは9時過ぎ、今月はちょっと遅くて9時半ごろには楽屋に入る。「顔をしたあとで楽屋をフラフラしてますよね」と福助さんがツッコミ。

玉三郎さんはものすごくギリギリにきて、お顔をするのが物凄く速くて、上手。

猿之助さんもとても速い。そして、いつもキッチリ同じお顔をつくれる。

橋之助さんは左利きだったのを「矯正」して右手も使えるようになったため、いそいでこしらえるときは両手でやっていることがある。見ていて気味が悪い(と福助さん)。

最近は舞台の照明が明るくなってきたため、化粧の方法も変わってきている。ポイントは陰影のつけかた。状況を知らない昔の役者さんがいまの化粧を見たら叱られるかもしれない。暗い劇場ではピンクを多めに入れる?

【つらかった役】
福助さんは鎧姿で舞台にあがる平敦盛を例にあげていました。衣装をつけて重さをはかったら22kgくらいあったそうです。ただ、今月の道成寺の花子もはかったら同じくらいあったらしく、立役の衣装は重心が上にくるからしんどいのかもしれない、とのこと。

亀治郎さんは「河庄」の小春とおっしゃっていたと思います。え、誰とやったの?って福助さんが驚いていて、相手役は右近さんだったとのこと。

芝雀さんのいちばん辛かった役についてはちょっと失念してしまいましたが「すし屋」のお里もツライ役よね、と福助さんに振られていました。権太が喋るとき、お里をまったく無視している、と。

【まとめ(福助さん)】
今回初めてこういう試みをやってみた。最初はどれだけ「需要」があるのかわからなかったので染五郎さんや吉右衛門さんにも声をかけなかったのだが、6日も今日も盛況だったことを考えるとふたりにも声をかければよかったと思っている。

日頃の「ご贔屓」の役者さん以外の裏話を聞けるというのは貴重な機会でもあると思うので今後もぜひ機会があったらやっていきたい。

とこんな感じでした。

あとは、亀治郎さんが街ゆく女性で気になるのは着物姿の女性の着付けである、とおっしゃったことから、もっともっと着物を着てほしいというアピールがありました。

写真撮影で並んでいたとき、主役の3人が並んで熱心におしゃべりしていたのが印象的。それから、ライトのついた舞台の上はとても暑かった……。

ほかのグループが撮影しているときは客席で待っているんですが、児太郎さんもお父さまのお仕事が終わるのをずっと待ってました。

【追記】3人の公式サイトはそれぞれ以下の通りです。
中村芝雀 七世 Official web site
中村福助公式サイト
市川亀治郎公式サイト
| 気になる役者さん | 00:40 | comments(4) | trackbacks(0) |
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mimiさん、こんばんは。

芝雀さんの芸談は先日歌舞伎チャンネルでも見ることができたんですが、三津五郎さんや時蔵さん、勘三郎さんと同い年なのだそうですね。あんまり普通のメディアなどでは拝見することはできない方ですし、1回目のときよりよくお話しになっていたみたいで、そこも楽しかったです。

お父様について「最近ますます何言ってるかわからなくなってきた」とかおっしゃって会場シーン…なんていう場面もありましたが(汗)。

きょうは「夏祭浪花鑑」を観て7月気分を盛り上げてきました。吉右衛門さんの熱演を拝見して「うーん、下帯姿の藤十郎さんかぁ………」と思いましたが仁左衛門さんの徳兵衛を楽しみにしたいと思います。

松竹座は初旬、歌舞伎座は後半の件、承知いたしました。逆のスケジューリングにならないように調整しまっす!
| ruko | 2006/05/14 10:27 PM |
rukoさん こんばんは!
女形の夕べ 行かれたんですね。楽しそうな企画だな
と思ってました。 福助さんはともかく芝雀さんの
素顔なんてなかなか伺う機会はないですものね。
でも福助さんよくお話になったようで。おもしろいなー

今日は、シネマ歌舞伎の後本屋に寄って鏡花、探して
みたけどやはり無いですね。 森欧外はあったのに・・
明日、ジムの帰りに図書館寄ってみます。
なければ rukoさんと同じくそのまま突撃です。

7月の東京行きは3週目か4週目あたりでしょうか。
6月も南座でアマテラスなので、7月は初旬あたりに
The歌舞伎が観たいのです。 3週目が濃厚かな
よろしければ またお会いできたら嬉しいですね。

| mimi | 2006/05/14 1:12 AM |
rikaさんこんばんは。

亀治郎さんは出てきた瞬間、福助さんだけじゃなくて全員が「ぬおー」って感じでしたね。あの格好でホントに渋谷の街とか歩いているんでしょうかw と。でも、意外とお顔が小さくてびっくりしました。

それよりね、演舞場は信二郎さんでした!←こんな人は私だけだと思いますが。今月は私の中では時蔵さんと信二郎さんの「萬屋強化月間」になっております。
| ruko | 2006/05/14 12:00 AM |
rukoさん、こんばんは。

詳しいレポお疲れ様です。
楽しく拝見して一言「亀治郎さんの服が見てみたい。」です(笑)。
| rika | 2006/05/13 10:07 PM |









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