2010.03.30 Tuesday
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kabuki雑記帳初心者rukoの歌舞伎観劇記録&初心者向け情報 |
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2008.05.22 Thursday
歌舞伎座百二十年 八月納涼歌舞伎
2008年8月9日(土)〜27日(水) もう8月の演目が出ました。今年は野田さんとは聞いていたんですが、コレいいんですかね。祈祷師のあたりとか(爆)。去年は結局切符を取って行けなかった日もあったので今回はとりあえず全部行く、を目標にしようかな、ほかに行くのをやめて。 第一部 一、女暫(おんなしばらく) 巴御前 福助 手塚太郎光盛 三津五郎 轟坊震斎 勘太郎 女鯰若菜実は樋口妹若菜 七之助 蒲冠者範頼 彌十郎 舞台番 勘三郎 二、三人連獅子(さんにんれんじし) 親獅子 橋之助 子獅子 国生 母獅子 扇雀 三、眠駱駝物語 らくだ 紙屑買久六 勘三郎 駱駝の馬太郎 亀蔵 手斧目半次 三津五郎 第二部 一、つばくろは帰る(つばくろはかえる) 大工文五郎 三津五郎 八重菊おしの 扇雀 弟子三次郎 勘太郎 舞妓みつ 七之助 安之助 小吉 弟子鉄之助 巳之助 蒲団屋万蔵 彌十郎 祗園芸妓君香 福助 二、大江山酒呑童子(おおえやましゅてんどうじ) 酒呑童子 勘三郎 濯ぎ女若狭 福助 同なでしこ 七之助 同わらび 松也 卜部季武 巳之助 碓井貞光 新悟 坂田公時 勘太郎 渡辺綱 彌十郎 平井保昌 橋之助 源頼光 扇雀 第三部 一、新歌舞伎十八番の内 紅葉狩(もみじがり) 更科姫実は戸隠山の鬼女 勘太郎 山神 巳之助 従者右源太 高麗蔵 同左源太 亀蔵 侍女野菊 鶴松 腰元岩橋 市蔵 局田毎 家橘 余吾将軍平維茂 橋之助 二、野田版 愛陀姫(あいだひめ) 濃姫 勘三郎 愛陀姫 七之助 木村駄目助座衛門 橋之助 鈴木主水之助 勘太郎 多々木斬蔵 亀蔵 斎藤道三 彌十郎 祈祷師荏原 扇雀 同細毛 福助 織田信秀 三津五郎 2008.05.13 Tuesday
わが魂は輝く水なり-源平北越流誌-
歌舞伎役者さんがふたりご出演ながら、歌舞伎とは演出もまったく違う通常の演劇ですが野村萬斎さんが主演ですし歌舞伎の「実盛物語」から30年後、というある意味後日談でもあるのでこのブログに感想を書くことにしました。 まずは期待の菊之助さん、じゃなくて亀三郎さんのほうから。歌舞伎以外のジャンルの演劇へのご出演は今回初めてとのことでしたが時代物というせいもあり立ち居振る舞いは慣れたものですし、顔つきもちょっと精悍になっていたのではないでしょうか。おヒゲは自前らしく、歌舞伎の先輩たちにからかわれてまんざらでもない様子が御本人のブログでも紹介されています。 亀三郎さんは肚から出るちょうどいい感じの艶のある声が絶品で私は歌舞伎役者さんのなかでは5本の指に入ると思っているんですけど、ふだんの大歌舞伎ではホントに哀しくなるほど出番が少ないんですよ。 なので今回六郎というとても複雑で難しいお役をこなしてらして、これだけで一瞬席を買い足したくなりました(コクーンはお尻が痛いので買い足しはしませんが)。偉大な父(や祖父)を持ち、混沌のなかで自分の生き様を模索しなくてはならない、というのはご自分にもかさなるんじゃないかな、と。 一方の菊之助さんは予想を超えて軽やかでした。設定を私もよく事前に飲み込んでいなかったせいもあると思いますが、これから観に行く方は1階席がラッキーです。私は高いところから指をくわえて観ているだけでした。 萬斎さんも負けずにおじいちゃんを軽々演じています。後述しますが原則重い芝居が重すぎなかったのはこの萬斎さんと菊之助さんの掛け合いが随所にあったればこそだったかも。 さて、お芝居本体ですが 1.蜷川さんの演出の芝居でこんなに笑ったのは初めて。 2.劇場全体、スモーク焚き過ぎてけむい。 3.蜷川さんの演出だと思うけど、割と早口で一息に台詞を言わせるので、発声の基礎ができてる人とできてない人で、ものすごく芝居の印象に差が出ていた。抜擢されたと思われるのに小型犬がむずかって吠えてるみたいでその場ぶちこわし、ってな方も。 4.平維盛役の長谷川博己さん、いまどきなら「KY」な御曹司を好演。でもほかの役者さんではあまり気にならない現代的な体格(細くて顔小さい)が鎧を着てもそのまま目立ち、なんかそこだけ21世紀だった。 5.五郎(菊之助さん)、お父さん(実盛=萬斎さん)の公達化粧を御手伝いすること「だけ」はできたのは、なぜ? 2008.05.06 Tuesday
2008 五月大歌舞伎 夜の部
新橋演舞場夜の部は「東海道四谷怪談」の通しです。歌舞伎デビューした一昨年、わけもわからず真っ赤だったチケットWeb松竹から初めて「戻り」の切符を買い、「コクーン歌舞伎」南番を見てもうちょっとで終わるっつーのに途中で帰ってしまうという暴挙に出たのを思い出します……。 というわけでもともとの歌舞伎はどうなっていたのか、あんまりお話としては好きじゃないですが一度は観ておこう、と思っての今回。
やっぱり消耗します、理不尽な暴力には。それが芝居だとわかっていても、吉右衛門さんの伊右衛門にはすごく嫌悪感を感じたしそこで耐えるしかないお岩(福助さん)の境遇にも……。 歌舞伎座の菊五郎さんも身体が絞れているなと思ったのですが、こちらの福助さんもいつもよりだいぶお痩せになっている印象で「あぁ、橋之助さんのお兄さんだな」(違?)と思いました。痩せるとやはり陰影が出て、容貌が変わってしまった後は本当に怖いんです。 でも、観客が笑うんだよね〜。 特に大詰、提灯が燃えてそこからお岩さんがぬぬーんと出てくるところでひとしきり笑いが出るし、念仏を唱えている真ん中から伊右衛門の母親が引き抜かれるようなとき、お岩さんが歩いているときもくすくすと笑いが上がるんですよ。私には「おかしい」とまでは感じられませんでしたが、お化け度が薄かったのかしら。 歌六さんがなさるということで楽しみにしていた宅悦。コクーンのときはもっと派手にいろいろやらかしていたような記憶がうっすらあるのですが、なんかお岩さんとのやりとりも手堅い、っていうかフツーな感じがしました。あっちが暴れ過ぎなのかw うれしかったのはお梅ちゃんが京妙さんだったことです♪舞台写真出るかしら、出るわよね。 そのかわり、といってはなんですが今月も歌江さん、チラシにも載っているのにお姿がありませんでした。 2008.05.04 Sunday
歌舞伎座120年 團菊祭五月大歌舞伎 夜の部
楽しみにしていた「白浪五人男」の通し上演。前回観たのは新橋演舞場の花形歌舞伎での浜松屋の場と勢揃いの場だけだったので、なんで「玉島逸当」があの場にいたのか全くわからなかったんですよね。
序幕 初瀬寺花見の場 神輿ヶ嶽の場 稲瀬川谷間の場 千寿姫(梅枝さん)の儚げな美しさがとても引き立つ幕だったように思います。特に周りがみんな大人の配役だから……。でもあれかしら、赤星十三郎(時蔵さん)とのふたり芝居もあるから家に戻ってダメを出されてたりしてるのかしら、なんて想像したりしていました。 田之助さん、危うし!千寿姫を伴って降りる階段でつるっといっちゃったのですがさりげなく後をついていたクリステルさんこと菊三呂さんがフォロー。事なきをえてました。 今回は1階二等の最前列、でもって花横だったのでいろんな発見が。出を待つ間よくしゃべってる役者さん(菊五郎さんは主犯だと思うけどあと誰かなw)の声が揚げ幕の向こうからよく聞こえてきておもしろかったです。 勢揃いの時、どうやって傘を開いて出てくるのかもわかったし。やっぱり役者さんがすぐ近くを通ると無意味に興奮しますね。 二幕目 雪の下浜松屋の場 同 蔵前の場 稲瀬川勢揃の場 「蔵前の場」は初めて観ました。これで冒頭の私の謎は解決〜。 菊五郎さんの弁天小僧と左團次さんの力丸のペアはなかなか楽しい〜。でも、16列目から双眼鏡を使わないで舞台を見るくらいがちょうどいいくらい、というのが正直なところです。 蔵前の場で弁天小僧は17歳ってことがわかると、尚更ね。要するに今どきのヤンキー(死語?)なわけで、菊五郎さんは格好いいけど、貫禄がちょっとありすぎなんですよね…。 ミーハーな感想に戻ると鳶頭が梅玉さんと最近プチ高砂屋ブームがきてる私にはゴージャス感満点♪ 蔵前に移る前、橘太郎さん演じる番頭がとんずらしようとするところのチャリ場はなんと早くも北京オリンピックをネタにしてました。菊五郎さん……www。やっぱり千穐楽は歌舞伎座だな。ついでにいうと、最後は丁稚さんどうしが鞠を蹴り合うようなジェスチャーをしていて、黒御簾さんにサッカーの国際試合、選手入場のときにかかるのに似た音楽を流させていた気がしますw 大詰 極楽寺屋根立腹の場 同 山門の場 滑川土橋の場 二幕目がかなり長かったのでちょっとお疲れモードで突入した大詰ですが、さすが劇団で立廻りを楽しく観ることができました。梯子はたくさん使うためなのかなんなのか、今日は楽屋口まであふれてましたけど…。 これだけの演目になるとさすがに?富十郎さんもまだ2日目ですが安定していたように見えました(爆)。思いのほかお供の松江さんが格好いいです。 二、三升猿曲舞(しかくばしらさるのくせまい) 長唄に乗り、きびきびした松緑さんの踊りを観るのがまた気持ちよかったです。白の繻子奴姿も似合っていてこれも満足〜。 白浪五人男が終わるのを待ちかねたように帰ってしまうお客さんも少なからずいたのですが休憩も10分あり、10分ちょっとの踊り。終演時間は20:40ごろと歌舞伎座夜の部としては決して遅くはないので、観ていってあげてほしいとおもいました。 そうそう、長唄といえばこの日は歌舞伎座に向かう途中の信号で三味線の巳吉さんと一緒になったんですけど、着物姿なのに歩くスピードが驚異的に速い。で、いつもは裃着てるわからないけどすっごいなで肩でした。お着物をお召しになる方はそんな感じなのかしら。 | 1/1PAGES |
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