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kabuki雑記帳初心者rukoの歌舞伎観劇記録&初心者向け情報 |
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2008.07.27 Sunday
平成20年度公文協中央コース 松竹大歌舞伎 中村信二郎改め二代目中村錦之助襲名披露
鹿児島市・宝山ホール(鹿児島県文化センター)にて 総座席数は1507という立派なホール。S席にあたる部分はほぼ全部埋まっていたと思います。私が観たのは15列目センターというなかなかの好位置からでした。 2回目なので感想はさささっと。 一.橋弁慶 流石に弁慶(松江さん)、長刀とホールの壁の距離感の使い方がお上手になってました。梅枝さんの牛若丸は相変わらずとてもキレイだったけれど、流れるような動作/所作が観ていて「手慣れたもの」な感じになりすぎていて弁慶と対峙する緊張感がちょっと薄かったように感じてしまったのが残念なような気がしました。 それから引っ込みのとき、弁慶は六方を踏まないんですね。確かアプリコのときはがんばって六方で引っ込んでいたような気がしたので………。 二.口上 淡々と。とりあえず、錦之助さんが「鹿児島は家内の出身地で」というと会場内がどっと沸きました。ほかにはご当地ネタを織り交ぜたような感じのはなかったと思います。 三.毛谷村 初日の錦之助さんをホメたらここでお叱りを受けてしまったわけですが、1カ月弱たって、格段に大きな六助になっていました。錦之助さんのキャラクターとして六助みたいなお役はニンだと思うので、また今度、本舞台で拝見させていただきたいな、としみじみ思いながら舞台に声援を送らせていただきました。 時蔵さんのお園は、六助の素性が分かってからのがらりと変わりっぷりがもうものすごくlovely!!クールビューティーな印象が強いと思われる時蔵さんですが、こういうホットなお役もやっぱり素敵です。 立廻りも要所要所でキマって、とても見応えがありました。 四.お祭り これまでまったく大向うがかからず「よろづやっ!」は結局聞けずじまいだったので、「待ってました」はどうするのかと思っていたのですが危惧するに及ばず、梅玉さんの鳶の頭に「待ってましたっ」「高砂屋っ」と十分すぎるほど声がかかり 「待っていたたぁ、ありがてえ」 がするするっと出ました。相変わらず淡々としてたけど(笑)。でもなんで萬屋はかけてもらえなかったんでしょ、謎です。しょぼーん。 2008.07.26 Saturday
巡業の公演会場は小松帯刀さんが見守る♪
巡業公演の会場である「宝山ホール」(鹿児島県文化センター)に行ってみたところ、長蛇の列ができていました。後から分かったのですが「篤姫」ブームで宮崎あおいさんと堺雅人さんらのトークショーがたまたまこの日だったそうなのです。 篤姫トーク 「お帰り」1500人熱狂 (南日本新聞ウェブサイトより) 市内全般、あちこちに「かごしまはアツアツなの」と書かれた看板が立ち、篤姫ブームにわいている様子がわかります。 幟の向こうにちらりと見えている銅像は小松帯刀(テレビでは瑛太サンが演じている)。銅像があるのは認識していたのですがこんなところでお会いできるとは思っておらずちょっと笑ってしまいました。 2008.07.26 Saturday
鹿児島にある「俊寛の碑」
一度は訪れてみたいと長い間思っていて、仕事も含めていまだに訪問・通過したことがなかった47都道府県で唯一の県だった鹿児島で錦之助さん襲名の巡業がある、ということでこれはもう行くっきゃない!と週末を使って小旅行をしてきました。 歌舞伎に関係のあるものがあんまりあるとは思っていなかったのですが、鹿児島市の中心部・西本願寺の裏手にこんな碑があることを近くの公園に建てられた地図で知りました。 鹿児島市がたてた説明の立て看板によると、この場所の近くまで海があり、明治になって埋め立てられるまでは川が流れ、俊寛はこの場所から鬼界が島に流されたと伝えられているそうです。 向かって左側にはドラッグストアがぎりぎりまで商品を出し、右側も雑居ビルとまさにビルの谷間にぽつねんと立つような碑でした。不思議〜。 2008.07.15 Tuesday
17日(木)のスタジオパークに吉右衛門さんご出演
NHK総合の午後イチの番組「スタジオパークからこんにちは」。7月17日の木曜日に吉右衛門さんがご出演だそうです。「仰天の少年時代から青春 そして新たな挑戦 伝えたい歌舞伎の心」とのことで質問・メッセージを受け付けていますので播磨屋贔屓の方は、いかがでしょうか。 録画設定忘れなくてよかった……。 2008.07.14 Monday
関西・歌舞伎を愛する会 第十七回 七月大歌舞伎 昼の部
1月、浪花花形歌舞伎とこなかったのでなんと1年ぶりの松竹座になってしまいました…。毎月歌舞伎座で歌舞伎観られるってそれだけ凄いことなんだなぁとしみじみ思います。 一、春調娘七種 「初歌舞伎」のときに猿弥さんの五郎、段治郎さんの十郎、春猿さんの静という今思えばもう観られないかもしれない組み合わせで観た一幕。よくかかる「曽我もの」のひとつだけど、思えばあのときは何もわからずイヤホンガイドの解説にいちいちほう、ほう、と聴き入っていたっけ。 今回は松緑さんの五郎、菊之助さんの十郎、そして孝太郎さんの静。松緑さん、朝から元気元気!所作台を踏み抜かんばかりの勢いある五郎です。寝ようと思っても寝られません目が醒めます♪というわけで菊之助さんと孝太郎さんをあんまり観てなかったんですがドンドンいってるだけでなく、やっぱり決まったときの形が松緑さんはキレイだな〜(ひいき目)と。 菊之助さんはちょっと眠そう(嘘)?滑るような動きはきれいでしたが、意外と印象に残っていません(汗)。 二、片岡十二集の内 木村長門守 血判取 筋書読んで、この木村長門守が血気盛んな二十歳過ぎの若者とわかり「ムリムリ」といつも通り思ってしまいます。歌舞伎ってどうしてこういうお話にこういうキャスティングをするのか、その不条理まで楽しむのがいいのかもw でも驚くなかれ、我當さん見えるんですよ、若者に。少なくとも去年の南座顔見世の「将軍江戸を去る」の山岡鉄太郎よりは全然よかったです。ただ、おみ足が悪くていらっしゃるので動きはなんとも緩慢。それを「優雅」と見せるところには至ってなくてハラハラしちゃうような、そんな場面が何度かありました。 美味しかったのは左團次さんの家康です。狸親父っぷりがものすごく似合っていて、左團次さんが出てきてからはぴしっと舞台が締まった感じがしました。 なぜかというと軍兵たちが我當さんともうひとりの使者である進之介さんを舞台をぐるり囲む形で配置されてるんだけど(三階さんめいっぱい、って感じで)半分くらいその軍兵さんたちの顔に緊張感がないのです。なかなか難しいことだと思うけど座ってることが芝居じゃないわけだから……。だから刀を抜いたり槍を向けたりするのが唐突に感じてしまって、そこが残念に感じました。 亀三郎さんや松也さん、お江戸からのぼってきた役者さんは思い切り家康の四天王と悪役系でちょっと笑ってしまいました。っつーか松也さんまた立役? 伽羅先代萩 花水橋から刃傷まで ・うー、予想はしていたけど山城屋政岡、濃ゆい。涙も赤い〜! ・松緑さんの荒獅子男之助、元気すぎてちょっと浮き気味。 ・仁左衛門さんの仁木弾正、引っ込みが、ながっ。 ・渡辺民部で出てきた愛之助さんのすっきり二枚目ぶりにちょっとビックリ。 このお芝居は〆の「刃傷」がやっぱり不得意でした…。深手を負っている外記(左團次さん)に薬湯を飲ませてひとつ踊らせるっていうアレ。特に、菊五郎さんの勝元がサワヤカでその前の「対決」がスッキリ!なだけに、よけいになんかこの刃傷が陰惨な感じになってしまうような気がして。 2008.07.13 Sunday
三越歌舞伎 updated
2008年9月2日〜18日 9月の三越歌舞伎、三越のHPに出ていました。 【追記08.07.13】 大阪松竹座に行ってきました。亀三郎さんの受付にチラシが出ていましたので配役を追加します。 一.ぢいさんばあさん 三幕 美濃部伊織 橋之助 宮重久右衛門 亀三郎 宮重久弥 壱太郎 久弥妻きく 新悟 下嶋甚右衛門 亀鶴 伊織妻るん 孝太郎 二. 上 手習子 長唄囃子連中 娘 孝太郎 下 俄獅子 長唄囃子連中 頭 橋之助 鳶 国生 鳶 宗生 2008.07.09 Wednesday
「亀トーク」に豪華ゲスト追加
亀三郎さんのブログにビックリ情報が掲載されてました。亀三郎さんと村井研次郎さん"主催"の「亀トークその弐」に新たなゲストが発表されていたんですけど………。 なんと、春猿さんでした。 ビジュアル系バンドとか知識ゼロだし、場所はロフトプラスワンで歌舞伎町だし、でも亀三郎さんのトークは聴きたいって思っていて背中を後押しするものがなかったんですよね、今日までは。 できちゃったみたい。春猿さんのトークはテレビでの大活躍を見るまでもないことだと思いますが本当に人の心をつかむのがお上手なんですよね。去年の中央コースの巡業なんか、笑三郎さんと春猿さんの「歌舞伎のみかた」のトークだけで私、満足してしまったくらいですから…。 亀三郎さんのブログ、見てる人は見てると思うし、チケットまだあるかな…。 〈参考〉 新宿ロフトプラスワンの公式サイト 2008.07.08 Tuesday
歌舞伎座百二十年 七月大歌舞伎 昼の部
歌舞伎会の会員前売りの時は巡業を観に鹿児島も行っちゃうし、沖縄もあるし「海老蔵忠信ショウ」はやめて、夜の部だけにしておこうと思っていたのですが切符が爆売れして手に入らない状態になるとなんとなく損をした気分になり「戻り」の切符を狙っていました。 なんとか前日になって無事3等A席がもどっていたのをゲットして行ってきました。隣に座っていた人は熱狂的エビ様贔屓で、宙乗りで3階にやってきたエビ様に手を振ってましたwwwww なお、今月はご存知だと思いますが変則的な運行になっていて昼の部は11:30開演。35分の幕間を2回挟んで15:20ごろ終演です。夜の部は幕間が45分ある設定となっていました。 まだ初日が開いて間がないのでたたんでおきます。以下若干ネタバレを含みます。 2008.07.06 Sunday
歌舞伎座百二十年 秀山祭九月大歌舞伎
2008年9月2日(火)〜26日(金) 9月の東京はたいへんです。歌舞伎座、新橋演舞場、赤坂ACTシアター、そして三越劇場と4座で歌舞伎の興行が。とりあえずこれで3つ目、歌舞伎座「秀山祭」の演目と配役が出ました。「竜馬がゆく」、観てないんですよね去年……orz 歌六さんの勝海舟がすごくよかったという。今度は松緑さんが中岡慎太郎なので絶対行きます(汗)。
一、竜馬がゆく(りょうまがゆく) 風雲篇 坂本竜馬 染五郎 おりょう 亀治郎 中岡慎太郎 松緑 西郷吉之助 錦之助 二、ひらかな盛衰記(ひらかなせいすいき) 逆櫓 船頭松右衛門実は樋口次郎兼光 吉右衛門 お筆 芝雀 漁師権四郎 歌六 松右衛門女房およし 東蔵 畠山重忠 富十郎 三、日本振袖始(にほんふりそではじめ) 岩長姫実は八岐大蛇 玉三郎 素盞鳴尊 染五郎 稲田姫 福助 夜の部 一、近江源氏先陣館(おうみげんじせんじんやかた) 盛綱陣屋 佐々木盛綱 吉右衛門 妻早瀬 玉三郎 高綱妻篝火 福助 信楽太郎 松緑 高綱一子小四郎 宜生 盛綱一子小三郎 玉太郎 伊吹藤太 歌昇 北條時政 歌六 和田兵衛秀盛 左團次 盛綱母微妙 芝翫 二、鳥羽絵(とばえ) 下男升六 富十郎 ねずみ 鷹之資 三、天衣紛上野初花 河内山(こうちやま) 上州屋質見世の場より松江邸玄関先の場まで 河内山宗俊 吉右衛門 松江出雲守 染五郎 腰元浪路 芝雀 宮崎数馬 錦之助 和泉屋清兵衛 歌六 高木小左衛門 左團次 2008.07.05 Saturday
吉右衛門さんの「毛谷村」
先日、巡業初日に観たことを書いたところ「(最初の毛谷村は)吉右衛門さんなどで観るべき」「好きな役者で観ると視点が偏り、まともな感想が書けない」等、厳しいご指摘をコメント欄でいただきました。 きっと私が「染五郎さんをパスした」と書いたのがいけなかったんだと思います……。言い訳がましくなってしまいますが、私は贔屓の役者さんが出ている芝居ばかり観ているわけではなく、いろいろ自分なりには観ていたつもりでしたので、頂戴したコメントはちょっとショックでした。 「いい芝居を観ていない」と言われてしまえばそれまでですが………。 特定の演目をどの役者さんで最初に観るか(印象が最も強くなる)というのはいってみれば巡り合わせで、吉右衛門さんで観たくてもかからなかったら観られないわけですから難しいな、と思っていたところ、歌舞伎チャンネルで4年前に歌舞伎座で上演された吉右衛門さんの六助が今月かかっているのに気がつき、あわてて録画して観ました。 吉右衛門さんの六助はすべてが流れるようで、あの大きな身体をちょと縮めるようにして演じているのが印象的でした。比べてみれば、錦之助さんの六助はまだ段取り追いかけているようなところがあるのと、台詞にメリハリが足りないなどいろいろ見えてきます。 お園さんは同じく時蔵さんだったので、絡んだときの違いもとてもよくわかりました(書くとまた馬脚を現しそうなのでやめておきます)。 巡業もまだ序盤、これから登場人物の皆さんがどう「成長」していくのか、鹿児島で見届けたいと思います。 | 1/2PAGES | >>
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